厳しい残暑が続いている。暑すぎて何もできやしない。でも、朝夕には秋らしい風が吹くことがある。数日前、秋の訪れを告げる花 シュウカイドウの群生が見ごろになってきたという記事を見かけたので、2年ぶりに撮りに行ってきた。
秋海棠
同一の花序に雄花雌花が咲く雌雄同株・雌雄異花である。
雌花より早く咲く雄花は黄色い球状の雄しべが目立ち正面を向いて花開く。左右の小さな2枚が花弁で上下の大きな花弁のような2枚は萼。
雌花の基部には三角錐状の子房があり下方に垂れ下がった状態で下を向いて花開く。黄色い複雑な形の雌しべ、大きな萼2枚と小さな花弁1枚。
1つの節に1枚のハート型の葉がついていて（互生）、その1枚の葉の左半分と右半分を比べた場合その大きさが違う（非対称）。花言葉の一つ 片思い は、ハート形の葉の片側が大きいことかららしい。
今回の場所は 出流ふれあいの森*1 *2 であるが、近くの出流山満願寺奥之院への参道山道の方が清流周辺に変化があって、また、行き交う人も少なく、じっくり撮るのには向いている。でも今も、2年前10月の台風19号被害で立ち入り禁止が続いていると思われる。
