思川桜

思川桜
(小山総合公園)

小山総合公園 鯉のぼり群遊 4/3~5/5

小山市の花 オモイガワザクラ(小山市ホームページから引用)
思川桜は、昭和29年(1954年)に小山市東島田の思川のほとりにある修道院の庭先で、春秋二度咲く「十月桜」の種子を東大理学部付属植物園元主任の故久保田秀夫先生が採取し、種を蒔いて育てたところ花の様子が違っており、色が濃く花は小ぶりの突然変異でした。
この新種の桜に、修道院のそばを流れているきれいな川のイメージにぴったりとのことから「思川桜」と命名し、学会に発表されたものであり、小山市原産の名桜です。
花弁は10片ほどの半八重咲きで、春にだけ花を咲かせます。
ソメイヨシノと八重桜の中間の時期に淡い紅色の可憐な花が咲き、その枝ぶりもやわやわと優しいのが魅力です。

白鷗大学大行寺キャンパス東側の思川桜堤へも行ったんですが、見応えのある思川桜は南側の一部だけ、寂しい限りでした。
そういえば、昨年観に行った時にも感じていたのです。前は枝張りがもっと大きく、土手から桜の枝に手が届くくらいだった、と。
剪定・伐採したんでしょうね、今年はそれ以上に寂しくなっていました。

それにしても、今年の開花は早いですね。ほら、花水木もこんな具合です。