諏訪岳・唐沢山ハイキング

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諏訪岳・唐沢山ハイキング

ウォーキングで約100分10km歩けるようになったので、今度はハイキングを試してみようと、敬老の日に出掛けてきました。
行き先は、諏訪岳324mと唐沢山242m(ともに栃木百名山)、私のような初心者向けの山から始めようというわけです。
しかし、運動不足・体力の衰えをまたまた味わってきました。

電車を乗り継いで東武佐野線多田駅に着いたのが8時過ぎ、降りたのは私を含めてわずか3人でした。
ハイキングコースマップとスマホアプリDIY-GPSを時々確認しながら、諏訪岳を目指します。

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途中の京路戸橋から向こうに見える山を眺め、「久々のハイキング、中学時代の名久井岳以来かな※」なんてドキドキワクワク。
と同時に、「あんなうっそうとした山・森の中に一人で入っていくのはちょっと怖いな」なんて弱気も見せながら、「でもここまで来たんだ、進むしかない」と。
(※あとでよく考えたら、7月中旬の2時間弱ミニハイキングの三毳山以来でした。もう忘れかけてる)

途中から先ほどのドキドキワクワクは消え、心臓ドキドキバクバクに変わっていきました。

諏訪岳から下りてきた方から「蜂がいるから気をつけて」「頂上までもう少し」と言われました。
蜂はいませんでしたが、頂上は私にとってまだまだ先、分かっていたことですが、それにしてもきつい!

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やっと諏訪岳頂上に着きました。

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別なコースからおじいちゃんが登ってきました。元気ですねぇ。
いや、私の元気が足りないのです。

ちょっと休んだ後、次は唐沢山(神社)を目指します。
しかし、足がガクガク、こけそうになり危うい状態になってました。
蜂も出てきました。名前は知りませんが黄色が混じってます。
1匹はしつこく私の周りをブンブン、1匹は靴の足先に近づき、私はそろ~っと静かに静かに、登ってきた道を下りました。

京路戸峠から先には階段がありました。
これを上るのか、きつい、唐沢山から諏訪岳に向かう逆のコースにすればよかったのか、と思いながら、それでも進むしかありません。
青空にはならなかったけど雨が降ってないからいいじゃないか、と。

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(振り返って、疲れたぁ)

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石垣が見えました。どうやら着いたようです。

唐沢山城は関東七名城の一つですが、江戸時代初期の山城禁止令により廃城となりました。城趾は今年の3月に国史跡に指定されたばかりです。
唐澤山神社は、琵琶湖ほとりの三上山に住み善良な人々を苦しめる大ムカデを退治したという伝説や、平将門を滅ぼした天慶の乱などで知られる藤原秀郷公を偲び、明治16年(1883年)に本丸跡地に建てられたそうです。
(大ムカデと言えば、中禅寺湖の領土問題で大蛇と戦ったという伝説もありましたね。)

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南城跡からは、天気が良ければ東京スカイツリーも見えるそうですが…

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唐澤山神社付近でブラブラした後は、露垂根(つゆしね)神社に向かいました。
下りです。
雨が降った2日後でしたが滑りそうな所もあり、大雨の翌日は通らない方がいいと思います。

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露垂根神社拝殿

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露垂根神社入口の左には、唐澤山神社道とありました。
一般的と思われる唐沢山・諏訪岳コースを、私は逆に辿ってきたようで

露垂根神社をあとにして、ただひたすら、平坦路を歩きました。
長過ぎました。足裏が痛くなりました。

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13時過ぎ、やっと城山公園(佐野城跡)に着いて、無事、ハイキング終了。(歩数計240百歩)

普段はウォーキング程度しかしない者が慣れない山歩きをしたのです。ドキドキワクワク。
当日の天気予報は前日の予報に比べてちょっと悪くなりましたが、カンカン照りよりはいいや。
行程キロ数・時間がどの位になるのかは確認しませんでしたが、大体決めたコースで途中でダメだったら一番近い駅へ、どんなに遅くたって暗くなる前には帰れるだろう。

熊や猪は最近出たという話は聞かないから安心だね、猿はいないだろうし。。と、こんな調子でした。
でも、蜂のことはすっかり忘れていました。足をガクガクさせながら下ってる時に出てきたんです。
(そんなに黒っぽい服装ではなく、(白髪まじりですが)帽子もかぶってて良かったと思いました。)

そこへ昨日のような強めの地震にも襲われたら・・頂上の後、ガクガク+ブンブン+グラグラが重畳し、転げ落ち捻挫し動けなくなり、意識あって待てば誰かが助けてくれるかもしれないが、それまでに毒が。
なんてマイナス方向へ考えてしまいます。一人行動だといろいろ心配になります、心配されます。
そうならないように普段から体を動かし鍛え、諸準備怠らず、ですね。

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スマホアプリDIY-GPSカシミール3Dで作成しました。
数値は正確ではないかもしれませんが、唐沢山神社内を1時間近く歩き回ったり、疲れ果てて平坦路にも拘わらず速く歩けなかったことが分かります。