憧れの北海道
撮影 2006/09/21 18:50
Olympus C960zoom, f/2.8, 1/2秒, ISO-500
7年前2006年のことですが、カミさんが「北海道に行ったことがない」と何度も言うものですから、連れて行きました。北海道の端っこの函館まで(笑。
私自身は、小学校の修学旅行で函館まで、学生時代に弟と二人で札幌まで、社会人となった3年目には一人で北海道駆け足一周しました。
北海道一周では、長期間休む者がほとんどいない職場で、入社3年目にして2週間の年休をとったのでした。
あまり人気のない5月下旬でした。写真もあまり撮らなかったようです。
左回りにグルッと回ったと長年思っていましたが、ユースホステルのスタンプ(記念に残してありました)を確認した所、右回りでした。
その旅最後の道南、列車1両にたった一人というのが結構長い時間続いて寂しくなりました。それ以来、好きだった一人旅はやめ、同僚数名での旅行が多くなりました。
あるとき、カミさんに聞きました。「函館では何が印象に残ってる?」
「竜飛岬(竜飛海底駅)ケーブルカーの貴賓席(天皇陛下が座られた席)に座れたこと、それから、函館山の夜景と、あとは…六角…堂だっけ?」「それは、五稜郭」
私もそうですが、なんと記憶の曖昧なことでしょう。
最近は「北海道に行ったことがない、函館以外は」と言います。
そうですか、それじゃ連れてってあげましょう。旅費のことを考えて人気少なくなった頃に、まだ覚えていたら。。
記憶というものは薄れ忘れ去られるものですから、もし行けたら、風景写真だけは撮っておきたいと思います。二人共正面から撮られるのは苦手ですので。
世界遺産 知床 と 感動の ひがし北海道 3日間
初日 まさかの雪
10年に一度という大型で強い台風26号の関東への接近、多くの死傷者・甚大な被害が出ました。心からお悔やみ・お見舞い申し上げます。
来週はまたもや台風がやって来そうです。これ以上被害が拡大しないように願うばかりです。
そんなニュースを見聞きし心苦しかったのですが、2ヶ月も前から予定していたこともあり、台風が過ぎ去った翌日に出掛けました。
平年より1ヶ月も早い初雪となり積雪も相当なようでしたが、無事、飛行機が飛んでくれますようにと願いながら。
到着した帯広は、滑走路や道路上には雪はないものの、周りは白い世界です。寒いし、こんなはずじゃなかったなぁ。
羽田の出発はお昼過ぎと遅めだったため、初日は日勝峠のドライブインに立ち寄ったのみ、暗くなってからのお宿到着でした。
宿に着いてから15分後には夕食、ゆったりと温泉に入る余裕なんてありません。
21時からはイオマンテの火まつり(アイヌ古式舞踊公演)がアイヌコタン(シアターイコロ)で行われるので、湯冷めのことを考えて夕食後も入れません。
仕方ないですね。格安のツアーなんですから。
雪です。所々凍ってます。斜面を上がりますので滑ります。
フラッシュ無しなら撮影可です。
世界遺産 知床 と 感動の ひがし北海道 3日間
2日目 まさかの事故?
まさかの雪で危ぶまれたちょい旅、2日目の朝。
阿寒湖の夜明けを見たいと朝風呂も我慢し外へ出てみたのですが、
ガスってて何も見えませんでした。
でも、思ったよりも暖かかったこの朝の霧は、
その日の晴れを期待させてくれました。
前日は暗くなってから着いたのにこの日の出発は7時半と早く、ロビーに荷物を置いての朝食でした。
何しろ、北海道でっかいどう・欲張りの駆け足・団体バス旅ですから。
摩周湖と言えば、神秘の湖・霧の摩周湖・布施明と思い浮かべますが、夏場は霧で見えないことが多いそうです。
でも今回は10月、よく晴れました。
(ン十年前の5月のときもよく見えました。)
滝の白さを出すために顔は暗目にしてあります(笑。
知床五湖に着きました。
一湖の湖畔展望台まで往復1.6km,約40分とマップにありましたが、我々の滞在時間は残り30分間です。
若いので急ぎます。
後ろを振り返る余裕はありません。(その方がいいかもしれません。)
湖畔展望台でグルッと回ってみます。
(アプリはPhotosynthを使ったんですが、iPhone5標準のカメラパノラマと、どちらがいいんでしょうか。使いこなしていないので分かりません。)
次第に混んできました。何でも早め早めの行動が大事です。
遅めの昼食後に、オホーツク海を背に記念写真を撮ってみました。
少々疲れてきたように見えますか。
車窓からの網走駅です。駅への階段右側に縦書きの看板があります。
網走の天都山ではオホーツク流氷館に入って-13.6℃の部屋を体験したのですが、その前に12分間のビデオがあり、滞在30分間では展望台までの階段はソフトクリームを食べながら昇らざるを得ませんでした。
クリオネです。流氷の天使と呼ばれて見た目は可愛いですが、
実は、餌の捉え方が「エッ!?」なんです。
さて、あとは層雲峡までひた走るだけです。ところが..
横転して間もないと思われる乗用車がトンネル(2車線対面通行)出口近くにあり、危ないところでした。
事故車の前方に回り込みましたが、ドアが1枚外れてるように見えました。どういう状態で事故ったのでしょうか。
運転手と添乗員、ガイドさんが現場確認しましたが、車内には人影が見られないとのこと。
発煙筒をたき、非常電話から連絡したのですが、他の箇所でも事故があってすぐには来れない、と言われたそうです。
対向車が脇を通り抜け、事故車の後方に出来た車列もなくなり、まもなく我々もその場を離れましたが、途中、赤色灯点滅の車とすれ違いました。
ということで、お宿に着いたのは19時。15分くらいたってすぐ夕食でした。慌ただしいですね。
翌朝の出発は7時50分です。夜のイベントはありませんので、ゆったりと温泉に浸かり、11時ころにはお休みなさ〜い。
2時過ぎに目が覚めました。1時間たっても眠れないので深夜のお風呂、その後も眠れずに朝を迎えました。
世界遺産 知床 と 感動の ひがし北海道 3日間
早くも最終日 大快晴、いいね
昨夕の事故現場目撃のせいではありませんが夜十分眠れなかった二人、実は 晴れ男・女です。
今日もまた晴れました。さぁ、ちょい旅の最終日です。
そうなんです。北海道でっかいどうですが、駆け足旅、3日目にして早くも最終日なんです(笑。
初めて北海道を訪れたカミさんはどう感じたことでしょう。(いや、以前に函館1泊.. だから2回目?)
私は社会人となって3年目の、列車と路線バスを使っての北海道一周は2週間でしたが、それでも駆け足だったんですから。
層雲峡の銀河・流星の滝に立寄りましたが、駐車場はあちこち凍っていて足元危ない、でした。
着いたときはまだ車が少な目だったのですが、滞在わずか20分でも帰る頃には一杯になっていました。
朝の出発を10分早めて良かったですね。
早め早めの移動は旭山動物園でもいい結果になりました。
「何〜、文句あるのか」と言ってるわけではありません。
もぐもぐタイム、飼育員に近づき、上を見上げて奇声を発します。
その後、下を向いてションボリ?、という仕草を何回もやってました。
餌をあげる時間が近づくと混み始めます。我々は可愛いペンギンの前で見てましたが、ホッキョクグマ館では長~い列ができてました。
旭山動物園は今回の旅行で一番長い2時間滞在だったのですが、列に並んだのでは時間が足りなくなりますね。もぐもぐタイム、何を見るか、です。
それにしても天気がいいですね。(バスの中から)
上富良野深山峠で昼食です。
十勝岳連峰が見えます。どうです、雲ひとつない、この青空。
最後の立寄り先、美瑛・四季彩の丘からの展望です。
そうそう、添乗員に言われて何回かソフトクリームを食べたのですが、ここのソフトクリームは格別、濃厚でした。
最後に、ロールちゃんに見送られて、帰途につきました。
「今回の旅行は景色主体で」と言ってあっても、カミさんはバスから降りるたびにお土産選びしてました。
帰りの最終電車に乗り遅れるとまさかの上野泊になってしまいますので、荷物は預けない、とにかく少な目・軽めに、足早に、ということだったのですが、お土産買い過ぎで機内持ち込みを二人4個にまとめるのが大変でした。
こうして、「世界遺産・知床と 感動のひがし北海道3日間」のちょい旅・駆け足旅は終わりました。
自宅に帰り着いたのは、4日目の深夜1時になろうとしていました。
皆さま、お疲れさまでした。
次の北海道旅行は実現するかどうか分かりませんが、日本最北端の地・宗谷岬、野付湾・尾岱沼にまた行きたいですね。(私はン十年ぶりとなります。)
札幌のんびり滞在も考えておかないと..